MENU

キャンペーンCAMPAIGN サービスと料金SERVICE サービスの流れFLOW 新着情報NEWS

世界最古の熱帯雨林へ!ケアンズで体験する太古の自然とその魅力

オーストラリア・ケアンズといえば、グレートバリアリーフが有名ですが、もう一つの世界遺産である熱帯雨林も見逃せません。
約1億3千万年前から続く世界最古の熱帯雨林は、地球の歴史を物語る貴重な自然の宝庫です。

今回は、ケアンズの熱帯雨林の魅力と楽しみ方を詳しくご紹介します。

なぜケアンズの熱帯雨林は特別なのか

世界遺産の価値

ケアンズ周辺に広がるクイーンズランド州の湿潤熱帯地域は、1988年に世界自然遺産に登録されました。
この熱帯雨林は、恐竜時代から生き続ける「生きた化石」とも呼ばれる植物や、ここでしか見られない固有種が数多く生息しています。

▪️ 世界最古の熱帯雨林として約1億3千万年の歴史を持つ
▪️ 900万ヘクタールの広大な面積を誇る
▪️ 約3,000種の植物と約370種の動物が生息
▪️ 地球上の陸地面積のわずか0.1%に全世界の植物種の13%が集中

この驚異的な生物多様性こそが、ケアンズの熱帯雨林が世界的に注目される理由なのです。

アクセスと基本情報

主要スポットへのアクセス

ケアンズ市内から熱帯雨林の各スポットへは、レンタカーやツアーバスでアクセスできます。

▪️ キュランダ村:ケアンズから車で約40分、スカイレールで約1時間30分
▪️ デインツリー国立公園:ケアンズから車で約2時間
▪️ モスマン渓谷:ケアンズから車で約1時間

ベストシーズンと気候

熱帯雨林観光のベストシーズンは、乾季にあたる4月から10月です。この時期は降水量が少なく、トレッキングや野外活動に最適です。

▪️ 乾季(4月〜10月):晴天が多く、湿度も比較的低い
▪️ 雨季(11月〜3月):高温多湿で雨が多いが、緑が美しい時期

雨季でも熱帯雨林ならではの迫力ある自然を楽しめますが、道路状況や天候の変化には注意が必要です。

見どころ・体験スポット

スカイレール・レインフォレスト・ケーブルウェイ

熱帯雨林を空中から眺める最高の体験ができるのが、スカイレールです。全長7.5キロメートルのケーブルウェイは、熱帯雨林の樹冠を越えて進み、鳥の目線で太古の森を観察できます。

途中のレッドピーク駅とバロンフォールズ駅では降車して散策が可能です。特にバロンフォールズでは、雄大な滝と熱帯雨林のコントラストが絶景を作り出します。所要時間は片道約1時間30分で、ゆっくりと自然を満喫できます。

キュランダ村での熱帯雨林体験

「熱帯雨林の中の村」として親しまれるキュランダ村は、アートギャラリーやカフェが点在する魅力的なスポットです。村の周辺には複数のウォーキングトレイルが整備されており、気軽に熱帯雨林散策を楽しめます。

▪️ レインフォレステーション・ネイチャーパーク:コアラやカンガルーとの触れ合い体験
▪️ オーストラリアン・バタフライ・サンクチュアリ:美しい蝶々の観察
▪️ バードワールド・キュランダ:熱帯雨林に生息する鳥類の観察

デインツリー国立公園の原始の森

より本格的な熱帯雨林体験を求めるなら、デインツリー国立公園は外せません。ここは世界で唯一、熱帯雨林が海岸線まで続く場所として知られています。

モスマン渓谷エリアでは、クリスタルクリアな川での水泳や、吊り橋からの景色を楽しめます。デインツリー川では、クロコダイルクルーズが人気で、野生のイリエワニを間近で観察できるスリリングな体験が待っています。

野生動物との貴重な出会い

熱帯雨林では、他では見ることのできない貴重な野生動物に出会えるかもしれません。

▪️ カソワリ(ヒクイドリ):世界で3番目に大きな鳥で、熱帯雨林のシンボル的存在
▪️ ツリーカンガルー:木の上で生活する珍しいカンガルー
▪️ ボイドヒキガエル:デインツリー地域の固有種
▪️ 様々な蝶類:色鮮やかな熱帯の蝶々

特にカソワリは絶滅危惧種で、遭遇できれば非常にラッキーです。ただし、危険な動物でもあるので、適切な距離を保って観察することが大切です。

実践的なアドバイス

服装と持ち物の準備

熱帯雨林散策を快適に楽しむためには、適切な準備が重要です。

▪️ 服装:長袖・長ズボンで肌の露出を最小限に
▪️ :滑りにくいトレッキングシューズまたは運動靴
▪️ 帽子:日よけと虫よけのため
▪️ 雨具:突然の雨に備えて
▪️ 虫よけスプレー:蚊やヒルから身を守るため
▪️ 日焼け止め:強い紫外線対策
▪️ 水分:十分な飲み物を持参

安全に楽しむための注意点

熱帯雨林は美しい反面、自然の中での注意が必要です。

▪️ 指定されたトレイルから外れない:迷子や事故を防ぐため ▪️ 天候情報をチェック:急な天候変化に注意 ▪️ 単独行動を避ける:できるだけグループで行動 ▪️ 野生動物との距離を保つ:特にカソワリやクロコダイルに注意 ▪️ ヒルに注意:靴下の上から虫よけスプレーを使用

写真撮影のコツ

熱帯雨林での写真撮影は、光の条件が特殊なため少しコツが必要です。

▪️ 早朝の光を活用:柔らかい光で美しい写真が撮れる ▪️ 水滴や霧を利用:神秘的な雰囲気を演出 ▪️ マクロレンズ:小さな昆虫や植物の細部を捉える ▪️ 三脚の使用:薄暗い森の中でブレを防ぐ

環境保護への配慮

熱帯雨林保護の重要性

ケアンズの熱帯雨林は、地球温暖化や開発の脅威にさらされています。私たち観光者一人ひとりが環境保護を意識することが、この貴重な自然を未来に残すために重要です。

訪問者として守るべきマナー

▪️ ゴミは必ず持ち帰る:自然環境を汚さない ▪️ 植物や動物を傷つけない:観察にとどめる ▪️ 騒音を控える:野生動物への影響を最小限に ▪️ 指定エリア以外への立ち入り禁止:生態系保護のため ▪️ 現地ガイドの指示に従う:安全と環境保護のため

持続可能な観光への取り組み

多くの現地ツアー会社が環境に配慮した運営を行っています。エコ認定を受けたツアーを選ぶことで、環境保護に貢献しながら質の高い体験ができます。

まとめ

ケアンズの熱帯雨林は、1億3千万年という途方もない時間をかけて育まれた地球の宝物です。世界最古の森を歩き、太古から変わらぬ自然の営みを感じることは、きっと忘れられない体験となるでしょう。

スカイレールでの空中散歩、キュランダ村での文化体験、デインツリー国立公園での本格的なトレッキング、そして野生動物との出会い。それぞれが異なる魅力を持ち、訪れる人に深い感動を与えてくれます。

ケアンズを訪れる際は、グレートバリアリーフと合わせて、ぜひこの世界遺産の熱帯雨林も体験してください。適切な準備と環境への配慮を忘れずに、太古の自然が織りなす神秘的な世界を心ゆくまで楽しんでください。

関連スポット:ケアンズ滞在中は、グレートバリアリーフでのシュノーケリング、ポートダグラスでのリゾート体験、パロネラパークでの歴史探訪なども組み合わせると、より充実した旅となります。

代表取締役 大粟 拓馬

PROFILE

2017年に独立し、写真撮影を中心としたスマイルケアンズを起業しました。
大勢のお客様の撮影をさせて頂く中で、多くのお客様から撮影以外にケアンズの『ガイドもして欲しい』という声を頂いていました。

そうしたお客様に対してケアンズの素敵な観光スポットを、特別に「オーダーメイドツアー」として提案させて頂いておりました。

そのオリジナルツアーは非常に好評で写真撮影された方のみでは無く、ケアンズの観光事業を主軸としたスマイケルケアンズ観光を立ち上げました。

ケアンズには現地民しか知らない素敵な場所や、ガイドブックには載っていない場所が数多くあります。

そして、「日程上行きたいけど行けない…。」などのケースもあるかと思います。

なのでケアンズを最も楽しめるように、一人一人のご希望に合わせた最高の『オーダーメイドツアー』を提案させていただきます。

私達は「皆様のケアンズでの思い出を最高にする事」が使命です。

私達について